名言

善を為す、最も楽し。 善為最楽 ―明帝 ありがとう

善を為すも名に近づくこと無れ 為善無近名 ―荘子 ありがとう

無為にして尊き者は天道なり。有為にして累わしき者は人道なり。 無為而尊者天道也 有為而累者人道也 ―荘子 ありがとう

大人は己れなし。 大人無己 ―荘子 ありがとう

命を知る者は天を怨まず、己れを知る者は人を怨まず。 知命者不怨天 知己者不怨人 ―説苑 談叢 より ありがとう

人を責むる者は、無過を有過の中に原ぬれば、即ち情平らかなり。 責人者 原無過於有過之中 即情平 ―洪自誠 ありがとう

人生、朝露の如し。何ぞ自ら苦しむこと此の如き。 人生如朝露 何自苦如此 ―李陵 ありがとう

死生を以て一条と為し、可不可を以て一貫と為す。 以死生為一条 以可不可為一貫 ―荘子 ありがとう

口は乃ち心の門なり。口を守ること密ならざれば、真機を洩し尽くす。 口乃心之門 守口不密 洩盡真機 ―洪自誠 ありがとう

昭昭の為めに節を伸べず。冥冥の為めに行に惰らず。 不為昭昭伸節 不為冥冥惰行 ―列女傳 ありがとう

士は己を知る者の為めに死し、女は己を説ぶ者の為めに容づくる。 士為知己者死 女為説己者容 ―史記 刺客傳 ありがとう

至人は、先ず諸れを己に存して、而る後に諸れを人に存す (古之)至人 先存諸己而後存諸人 ―荘子 ありがとう

至人は己なし。 至人無己 ―荘子 ありがとう

鈍き者は寿にして、鋭き者は夭なり。 鈍者寿 而鋭者夭 ―唐子西 ありがとう

生の必ず死するを知れば、即ち生を保つの道、必ずしも過労せず。 知生之必死 即保生之道 不必過労 ―洪自誠 菜根譚

慷慨して死に赴くは易く、従容として義に就くは難し。 慷慨赴死易 従容就義難 ―謝枋得

存するは吾が順事なり、没するは吾が寧んずるなり。 存吾順事 没吾寧也 ―張子厚

夫の天命を楽しみては、復奚をか疑わん。 楽夫天命 復奚疑 ―陶淵明

生を視ること、死の如く、富を視ること、貧の如し 視生如死 視富如貧 ―列子

死時に心を動かざらんとせば、須らく生時に事物を看得て破るべし。 死時不動心 須生時事物看得破 ―洪自誠 菜根譚

生を殺す者は死せず、生を生ずるものは生きず。 ―荘子

俺達は先ずなによりも人間であればいいわけだ。たとえば、君と俺といまこうやって向いあって坐っているが、これはつまり、ひとりの人間ともうひとりの人間が向いあっているんで、ロシアの囚人と日本の俘虜が向きあってるんじゃない。そんな区別は、馬鹿や狂…

威厳なんて嘘でつくりあげた服のようなもんだ。そうは思わんかい? ―高杉一郎著 極光のかげに より

問題は、死や死体や死者を前にして、己の生死の問題として、どこまで真摯に関わっているかということである。 ―青木新門著 納棺夫日記 増補改訂版 より

無様な戦いは、兵も無様に死ぬ。たとえ勝ってもだ。 ―耶律休哥 北方謙三著 血涙(上) 新・楊家将 より

愛する人にとって苦労はない たとえあっても それを愛するだろう―聖アウグスティヌス

私の心が引きつけられる人とは、上司がいようと、上司がいまいと、自分の仕事をきちんとする人である。 ―エルバート・ハバート ガルシアへの手紙 より

孫子曰く、兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道なり。察せざるべからず。 ―孫子

それまで自分が誇りにしていた、規則はまったことも、体裁のよいことも、すべてこれをないがしろにして、甘んじて奴隷の身となり、人が許してくれさえすればどのようなところにでも横になって、恋いこがれているその人のできるだけ近くで、夜を過ごそうとす…

私は、命令と鞭とびんたで行われた軍隊教育がいかに脆いものであるかを、ここで痛感させられた。誰にとっても同じように過酷な条件と、堪えがたい現実ではあったが、結局その条件に絶えぬいたものは―たとえ受け身の弱々しい方法ではあったにしても―少数の将…