鬼の「指導力」「決断力」「実行力」 アメリカ海軍SEALs式 ジェフ・キャノン ジョン・キャノン著

LEADERSHIP LESSONS OF THE NAVY SEALs
鬼の「指導力」「決断力」「実行力」 目次


はじめに


第1章 ミッション
    ―"この明確さ"をもたらす「鬼の決断力」
    「最悪のシナリオ」を想定することで、成功は生まれる。
    「完璧」を追求する者は、無能だ。
    勝利のために共有すべきビジョンとは?
    正しい「決断」を下すための大前提
    王様が「裸でいたい」というのなら、それに従え!
    「超えられない限界」をどう捉えるか?
    「予想外だった」などと言い訳をするな!
    本当に必要な任務、虚栄心を満たすだけの任務
    「投資」が任務を妨害することもある。
    これは成功か?それとも失敗か?
    リスクの大きさには注意せよ。しかし、その存在を恐れるな。
    「優れた人材」は、本当に必要なのか?
    これがSEALs式「目標達成プロセス」だ
    目前の「手柄」を犠牲にすることも必要だ。


第2章 ストラクチャー
    ―あなたの「決断」を支える組織構造はこれだ!
    部下の足を引っ張る上司
    「群集心理」に注意せよ。
    メンバーが任務に集中できるための「4つの大前提」
    "長所"と"短所"を理解し、効率的に使い分けたい「組織の形」
    「組織の単純化」で、必ず守るべきルール
    この「境界線」を越えた者を、絶対に許すな!
    部下の時間をムダにするな!


第3章 リーダーシップ
    ―"烏合の衆"を"精鋭部隊"に返信させる「鬼の指導力
    「民主主義」では、チームは瓦解する!
    「明確に、具体的に」―これができない者にリーダーの資格は無い。
    選択しろ!「正解が分からない」は言い訳にならない!
    リーダーこそ率先して"恥"をかけ!
    「任務の先にあるもの」を常に意識させる。
    部下の不満を黙殺する「非情の鬼」となることも重要だ。
    「柔軟な組織」の本当の意味
    リーダーに不要なもの、それは「情」だ!
    アイデアはもうたくさんだ。議論をやめて作業にかかれ!
    リーダーは"変幻自在"であれ!
    この「4つの方向」にリーダーシップを発揮しろ!
    「血も涙もない人間」になるべき時がある!
    「伝統」はチームを強くもするが弱くもする。
    「船が沈んでいるとき」は、ごまかさずに公表せよ。
    ただ怒鳴るだけの"まぬけ"上司
    部下に「信頼」を与えられるか?
    無意味に「威張る」ことへのしっぺ返し


第4章 メンバー
    ―「精鋭」に値する人材とは?
    チームを去る時、チームに残る時
    「知ったかぶり」の新人は、部隊を全滅させる!
    本当に重要な人間は誰か?
    「ゴマすり」には「罵声」を返せ!
    自分の「正解」と、上司の「正解」
    優秀な人間の「履歴書」とは?
    "変革"することのリスクを知る。
    なぜSEALsでは「服装検査」を実施するのか?
    優秀な人間から受ける相談は、ココが違う!


第5章 チーム
    ―精鋭集団を率いる「鬼の実行力」
    親しい者を、生涯の友を、排除できるか?
    鬼となるからこそ、与えることができる「黄金のカギ」
    優秀な部下があなたのもとを去る。そのときあなたには何ができるか?
    「優秀な人材」が集まる組織の条件
    「優秀な人材」を確保するカギは、あなたの部下が握っている
    冷水の中で得た「最高の勲章」
    右腕となるべき人物の資質とは?
    猟犬には獲物を与えてやらねばならない!
    部下の「モチベーション」を高める4つのポイント
    「品切れ」を起さないプロジェクトのリストを作れ!
    切り捨てるべきか、教育するべきか。
    部下の弱点を徹底的に攻めよ。


第6章 プロフェッショナル
    ―いつまでも、「精鋭」であれ!
    「叫ぶ」ことでさえ、練習は必要だ。


解説 野中郁次郎一橋大学大学院国際企業研究科教授)