自衛隊に誇りを 志方俊之著

自衛隊に誇りを 目次


プロローグ・銀座に装甲車が走った日


第一章 東京都防災訓練
    ◆大規模動員の真相―ショーやイベントでは無意味だ
    ◆なぜ銀座に装甲車が走ったか?
    ◆有意義だった実動訓練
    ◆自衛隊員のプライド
    ◆「殉職」を「死ぬ」というマスコミ
    ◆自衛隊の姿を国民に見せよう


第二章 自衛隊の実像
    ◆働き盛りの多い自衛隊
    ◆魅力ある職場としての自衛隊
    ◆自衛隊員の三つの宣誓
    ◆愛国心をタブーにしてはいけない
    ◆仲間意識が若者を育てる
    ◆負傷兵を体でかばった衛生兵
    ◆四年間同じ釜の飯を食う防大
    ◆スペシャリストとゼネラリスト


第三章 戦闘集団・自衛隊の実力
    ◆戦力―世界的に質の高い兵士
    ◆階級社会―全員の序列が決まっている理由
    ◆戦う意志―米海兵隊の強さの源は信頼感
    ◆給与制度の問題―一般公務員とリンクさせる感
    ◆軍人を公務員化してどうする!
    ◆情報の軽視―自衛隊には情報の専門職種がない
    ◆米軍との比較―十数億円の戦車にカーナビがない
    ◆旧軍と同じ戦略のない作戦
    ◆市街戦の演習なしに日本は守れない
    ◆武器輸出をしないがゆえのデメリット
    ◆どんどん陳腐化する最新兵器
    ◆兵器の質が士気を高める
    ◆現用兵器は次世代の兵器の母体
    ◆少なすぎる弾薬の備蓄―一〇日間の戦闘でなくなる
    ◆教育・訓練に足りないもの
    ◆個にしても強い人材を
    ◆自衛隊員の生活


第四章 自衛隊はこれからどこへ向うべきか
    ◆これからの新しい戦略環境
    ◆不安定な隣国・中国
    ◆軍事力の四極化
    ◆現在の憲法では法整備もままならない
    ◆シビリアン・コントロールの問題点
    ◆軍人を大切にするアメリ
    ◆軍人に報いるということ
    ◆国家としての日本と自衛隊
    ◆憲法論議を海外へ発信すべし
    ◆自衛隊と軍隊の違い
    ◆自衛隊は国民の財産
    ◆自衛隊で日本は守れるのか
    ◆法整備をして自衛隊に変革を
    ◆緊急事態の項目が一つもない日本国憲法
    ◆テロリズムへの対処
    ◆武人の心を理解しない日本
    ◆任務をまっとうしたら憲法違反になる
    ◆平和を愛する自衛隊


巻末付録
その1 二〇年後の陸上自衛隊へ(任務と編成の変化)
その2 「ビッグレスキュー東京2000―首都を救え―」その背景と意義


解説 自衛隊は国民の財産である 潮匡人