海の政治学 海はだれのものか 曽村保信著
海の政治学 目次
第一章 島国日本
1 黒潮の流れとともに
2 慣海性と海洋依存度
3 水軍と倭寇
4 鎖国の意味
5 海軍の遺産
6 現代日本の海洋環境
第二章 海洋自由の意味をめぐって
1 無主物か共有物か
2 自由海と閉鎖海
3 グロティウスとセルデンの論争
4 領海三カイリ説の起源
5 英国海軍の功罪
6 変化への助走
第三章 二〇〇カイリへの動き
1 第二次大戦の影響
2 制海の武器としての原潜
3 領海拡大への動き
4 ソ連の海洋理論と戦略
5 二〇〇カイリの源流
6 国連海洋法会議への評価
第四章 現代のシー・パワー論
1 海軍とは何か
2 現代の砲艦外交
3 現代の海戦と兵器
4 シーレーンの戦い
5 二〇世紀末の米国海軍
6 中級国家の海洋政策
第五章 海でしか生きられぬ日本人
1 太平洋の時代
2 島嶼の戦略
3 日本のシーレーン再考
4 造船と海運の対策
参考文献について